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ドイツ【ガーミッシュスキー場】子供がまだ初心者の場合に行ってはいけないコース

ドイツ初スキーで色々文化の洗礼を受けた記事はこちら👇

militsuma.hatenablog.com

 

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ガーミッシュ初心者向けコースHausburg

ガーミッシュでは一番初心者向けのコース【Hausburg】に行きましたが、

それでも子供が小さくて初心者の場合には行ってはいけないコースがありました。

それはこちら👇

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初心者の子供が行ってはいけないコース

6人乗りチェアリフトの奥手に滑っていく迂回緩やかコース、

のように見えるが初心者には難関コース

迂回部分が青の初心者コースなんだけど、最後が赤になってる中級者コース

チョロいかと思ってうっかり来ちゃった人が結構スキーを脱いで歩いて降りていました。

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迂回コース中でTバーリフトと交差する。スキーヤーはリフト使用者の邪魔にならないように渡る

 

そしてここに来ちゃうとその先の選択肢が二つしかない

①そのまま一番下のゴンドラまで滑る

②Tバーリフトを使って上に戻る

 

この2つともが小さい子連れの場合には超難関。。。。

①は初心者には到底無理。更に斜度がきつく、アイスバーンモーグル斜面。

ガーミッシュのHPで

「慣れてきた初心者なら可能な初級中級コース」とか書いてあるけど嘘。完全に中級以上コースなので、子供は行かないでください。

 

なので②しか選択肢がないんだけど、これがまた超つらい。。。

Tバーリフトに乗ることに慣れた子供であれば多分大丈夫。

けど、Tバーが家族全員初めてだった我らには地獄になった。

 

私が下のチビ(7歳だけど5歳並みの身長)と乗ったけど、片手に4本のポールを持ち、もう片方の手で子供を支え、Tバーを持つことがほぼ不可能。。

 

Tバーはお尻の下にセットしなくちゃいけないんだけど、子供と私の身長が違いすぎて、彼は腰の位置にTバーが、私は足のモモの後ろにバーが来てしまい、不安定なことこの上なし。

 

子供が必死で持っていたけど、中級コースなので斜度がけっこうあって、二人乗ってるTバーは重く、子供は支えきれなくなり、二人で激しく墜落した。

テンションかかっていたTバーに弾き飛ばされたので、ドラマのように転落した(と思う)

子供は大泣き(どうやらアイスバーンに腕を激しく打ち付けた模様)

抱きしめながら、どこも折れていないか確認し、泣くのが止まるのを待った。

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左側のTバーで上に戻る。途中から斜度がきつくなる

幸い体に異常はなかったけど、もうTバーには乗れない。

残された選択肢は、

山を歩いて登る

これだけになった。。。

 

スキーを外し、子供のスキーと自分のポールはその場に残し、(全部は持って登れない)、悪夢のような山登り開始。。。

 

息は切れる、足はパンパン、もう少しトレーニングしとけばよかったと後悔した。

多分、1時間くらいかかって登った。やるしかなかったんで。

 

上に付いて旦那に子供を託し、私は残していった子供のスキーと自分のポールをゲットしてTバーで上まで登った。

 

いや、ほんと、地獄でした。。

Tバーに乗ったことのない人は、とりあえずゴンドラ降りたら右側のキッズセクションで、緩いTバーで練習することをお勧めします。万が一の時のために。

 

うちのチビは、もう絶対にTバーは乗らない!と宣言したので、

練習することもできず、ひたすら6人乗りチェアリフトに乗っていました。。。

 

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一番下のゴンドラ乗場まで滑るコース。幅が狭く日陰なコースでアイスバーンな上に滑走面がよく見えない